2010年08月21日

映画「借りぐらしのアリエッティ」

率直に面白いと思いましたし、好きな部類に入る映画です。
ですが、ほかの人にまでお勧めするかと言われるとやや躊躇します。
子供たちには見てほしい映画ではありますが。

アニメーションは流石といったところでしょう。
リアルじゃないとか、突っ込みどころ満載だとかいう批評がありましたけどあまり的を得ていません。
これは童話であり寓話なのですから。そもそもある種のリアルをアニメーションを求めるのはナンセンスで、それならば実写でやればいいわけですし、この映画での重要なのは非現実世界での日常性が感じられるか否かです。彼ら彼女らの生活感を醸し出すために、前半はじっくりと生活のリズムを描いています。そしてそれを表現するアニメーションは流石だったと。

気になるのは、ジブリのこのスタイルがある程度定着しそうなのかなという点です。
印象としてですが、「宮崎・高畑の後継者はこいつだ!」みたいな気負いがあまり感じられませんでした。なので巨編大作を期待していた人にとってはアリエッティは小粒な感じだったでしょうけど、安定してこのクオリティが制作できるのであれば、名監督がいなくてもある程度売れる作品が供給できるようになると思います。(「ある程度」の限定つき)

個人的には好きなんですけどねぇ。外した感が否めないのが残念。

2010年07月13日

南アW杯総評

W杯が開幕する前と比べたら、天と地ほどの差でした。
この高揚感と悔しさと、そして切なさと。

さて、日本代表や岡田監督の評価は賛否両論あるかと思いますが、結果が出ているわけですし、認めざるをえません。正直、開幕前は期待はできなかったですし、フォーメーションや戦術も急造感は否めません。
けれども、その土壇場の賭けがどんぴしゃとハマったわけで、ふと思い出せばフランスW杯もそれまでの戦術を捨て超守備的な布陣で臨みました。単純に比較することはできませんが。
とはいえ、このハマりっぷりは韓国に惨敗は振りだったんじゃないかぐらい、イングランドとの強化試合のオウンゴールもわざとだったんじゃないくらい、ハマってました。

特に印象深かったのはデンマーク戦。近年稀に見る面白さでした。
このような戦いができただけでも嬉しいですし、今後もコンスタントにこのような試合ができればもっともっと日本のサッカーにとって明るい未来があると思います。パラグアイ戦で慎重になりすぎたのか、それができなかったのが悔しいところで、ただもう一歩のところまで来ていたので、2002年の時よりも無念さはかなりのものでした。

周りの雰囲気は「感動をありがとう」というようなものでしたが、自分の中では確かにそのような気持ちは若干はあるものの、悔しさの方が大半を占めています。たぶんずっとこの苦々しい気持ちを持っていた方が良いのだと思うのです。

この4年間の強化は失敗だったと言う人も居るものの、ドイツW杯でのショックがあったからこそ、土壇場でチームワークの構築に繋がっていったように思うのです。ですから、「ベスト16よかったね」だとか「感動をありがとう」だけで終わってしまうのは、もったいなく、その悔しさを腹の中にためて、もっと上を見てみたいというのが私の希望です。ようやく世界のトップが見えるところまで来たのですから(まだまだ遠いですけど)

はてさて、W杯全体を見てみると、接戦で勝ったチームが勝ち残って行った印象です。苦しい思いをしたほどいい緊張を保てたのかもしれません。ベスト16では南米が強いとなっていたのにベスト4では結局欧州が勝ち残ったりと、周りの予想をことごとく逆をいったような大会でした。日本の評価も含めて。

あと気になったのは審判でした。誤審は論外として、数試合見ても統一感がどうにもなかったように感じました。流れを重視する審判もいれば、厳密に判定する審判がいるのは分かるには分かるのですが、落差が激しいというか、選手は最初の数分で審判のクセを見分けなければならないのは大変だと思いました。どういう理由であれカードが多くなってしまう試合はあまり見たくないです。

さて、次はロンドンオリンピック。そしてブラジルW杯へ。日本代表の活躍を期待しております。
Jリーグは見に行きたいけど近くには無いのですよねぇ。

2010年06月22日

ニートの定義がイマイチ分からない

「東のエデン」を観て特にそう思った。
世間一般的に言われているものと違うようだし、かといって厳密な「NEET」というわけでもなさそう。
マスコミの言うところのニート=悪(というのも妙な表現だが)に対するアンチテーゼのようなものでもあった。

昔からNEETのような存在はいたし、今でもいる。別に働くなくても食べていけるのならばそれでいいのでは?とも思うし、ある意味うらやましいポジションでもある。

日本では昔から、国家が社会保障を請け負う意識は薄く、代わりに家族や親族がセイフティネットとして役割を果たしている。
いわゆるニートと呼ばれる存在がフォーカスされたところで、実はあまり不自然さはない。

2010年06月16日

5年が経った

クレジットカードの更新があった。
ちょうど5年前、現金主義だったけれども何かあった時のためにと作った。
意識したわけではないけども妙なタイミングに作ってしまったものだ。

日常生活では意識しなくことが普通になってきたけどれども、6月になるとどうも「うーん」とか「あー」とか腑抜けた状態になってしまう。
これから何年先もずっとこんな感じが続くのだろう。

2010年06月10日

映画「のだめカンタービレ」

ドラマも含めての感想です。そもそものストーリーについての感想は後述。
最近、アンコール編として復活していますが、とりあえずはひと段落といったところでしょうか。

漫画が原作のドラマはたくさん作られてきましたが、「のだめ~」については漫画もドラマも両方それぞれ成功した珍しい作品だったと思います。
ドラマ(実写)については原作を忠実に再現するのではなく、ドラマのクールに収めるべく、うまくカスタマイズされていました。要点だけは抑えつつ、原作に近からず遠からず、ちょうど良い距離感でした。おそらくそれが原作を傷つけずに展開できた理由だと思います。

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